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建築探訪【9】(静岡新聞・静岡放送東京支社 設計:丹下健三)



先日、黒川紀章さんの中銀カプセルタワービルをご紹介しましたが、

すぐ近くに同じような考え方に基づいて設計された

「静岡新聞・静岡放送東京支社」

があります。


設計はこのブログで何度も登場している

丹下健三さん

静岡新聞


竣工は1968年。
中銀カプセルタワービルは1972年竣工なので、少しばかり遡りますね。


その考え方とはメタボリズム

新陳代謝

=「有機体としての生物が新陳代謝しながら成長していくように建築・都市も建設されるべきである」

というものです。

中心を軸にして葉っぱの様に事務所スペースが設けられていますね。

まるで木の枝

会社の成長、都市の成長に対応しうる構成

つまり、この中心のコア部分が上にのびることによって、事務所を増やしていくことができる

という考え方なのです。


中銀カプセルタワービルでは成長につれてカプセルを交換できるという考え方。


どちらも実際には不可能だったわけですが

やはり、この時代の建築哲学にはあっぱれです。

おもしろすぎますよね。



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建築探訪【8】(横須賀美術館 設計:山本理顕)



山形県酒田市のそばで育った私としては、たまにふとを見たくなるときがあります笑

青いを見るとほっとするんです。

今回はNHKの朝ドラあまちゃんを見ていたら、急にが見たくてたまらなくなったのです笑

そういうわけでゴールデンウィーク3日目、ようやく時間が取れたので近場の横須賀に行くことにしました。


北朝鮮がミサイルを撃つとか撃たないとかで、米軍基地がある横須賀もちょっとだけ不安に包まれましたが、今日は青い空とに囲まれ、穏やかな空気が流れていました。

ちなみに、小泉純一郎、その息子の小泉進一郎さんのお膝元でもありますね。


さて、今回ご紹介したいのは

山本理顕さん設計の

横須賀美術館


横須賀美術館 山本理顕


訪れるのは二回目ですが、とても好きな美術館の一つです。

三方を山に囲まれた谷戸状の地形に、北側のに向かって大きく開くように配置されています。

あえて、高さを低く抑えるために、建物の約半分が地下に埋め込まれてあります。

紺碧の海と空、美しい緑を帯びた山と芝のコントラスト。

そんな自然の中にすっきり馴染むデザインがとても好きですね。

中は柔らかな陽だまりにあふれ、心地よく展示品を見ることができます。


ちなみに

「街の記憶」―写真と現代美術でたどるヨコスカ

の展覧会が行われていました。

駅からバスを乗り継がなければなりませんが、ぜひ一度行ってみてください。



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建築探訪【7】(中銀カプセルタワービル 設計:黒川紀章)


今日は新橋、汐留方面に所用があったため、ついでに銀座八丁目にある

あの黒川紀章の代表作

中銀カプセルタワービル」

を久しぶりに見てきました。


このボコボコ感

いつみても面白い!!

中銀カプセルタワー 黒川紀章


最近はどちらかというとシンプルな建築ばかりで、なかなかこういった複雑な建築作品は現れないですよね。

シンプルな機能、スマートな形態の商品が求められ、複雑なモノをつくるのが許されない社会なので仕方がありませんが。
景観という面でもなかなか受け入れがたい社会になってきているのではないでしょうか。

そもそもこの建築がつくられたのは、黒川さんが38歳のとき。

高度経済成長という当時の日本の人口増加と都市の急速な発展に応えるものとして

メタボリズム

という考え方が一種の流行といいましょうか、そんな建築運動が行われていました。


メタボリズムとは新陳代謝

つまり

「有機体としての生物が新陳代謝しながら成長していくように建築・都市も建設されるべきである」

という理論です。

写真からはわかりづらいですが、カプセルの数は140個もあります。

ひとつのカプセルは2.3m×3.8m×2.1mの大きさで、バス、トイレ、キッチン、テレビ、収納、デスク、ベットが備え付けられている
究極の狭小ワンルームマンション

です。

このカプセルが都市の成長に合わせて交換できるシステム=これがこのビルのウリなのです。

黒川さんは25年ごとにこのカプセルを交換することを想定しており、それが実現した場合、この建物は200年もつといわれています。

ですから、本来ならばメタボリズム理論を実践し、25年ごとにカプセル交換を行ってきているはずなんですが・・・

実は・・・完成後・・・一度も交換が行われていません笑

どうしてかというと、カプセルは取り替えることができても、配管の取替えはできない構造になっているからだそうです笑

そのため、雨漏りが発生するなど、建物コアの部分の老朽化が進み、さらには、アスベストなどの問題もあり、2007年に建て替えることが決定してしまいました。

地上14階建てビルへの建て替えが計画されているそうです

なんとも無念。。




黒川さんの晩年は政界にも進出し、少し奇異な行動も見受けられましたが、私はずっと前から大好きな建築家でした。

発想が面白いでしょっ


建築が有機体としての生物ならば、必ず老いるもの、枯れていくもの、朽ち果てていくもの・・・

だとするならば、都市が縮小している現代社会において、柔軟に変化していく建築がもっともっと現れてきてもいいのでは??

メタボの反対語はカタボリック(運動過多による栄養不足)というそうです。

その略称=カタボ

これからの時代はメタボリズムではなく、

「カタボリズム」!!!

近年「減築」という言葉も生まれましたが、そんな建築運動が起こっても楽しそうですね。




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建築探訪【6】(パレスサイドビルディング 設計:日建設計 チーフアーキテクト:林昌二)



今日は取引させていただいている企業に行くため、竹橋駅を利用しました。

ここにも私の好きな建物があるため、足を運んできました。

パレスサイド


日建設計の名誉顧問を務められた林昌二さん設計の

パレスサイドビルディング

です。


林さんはオフィスビル設計の第1人者として知られ、日本建築学会賞作品賞な数多くの賞を受賞されております。

竣工は1966年。

以前はあのアントニン・レーモンド設計のリーダーズダイジェスト東京支店が建っていたそうです。
私的にはこちらの建築もぜひ見てみたかった・・・。

しかしながら、パレスサイドビルはさすがにパレス=宮殿
(目の前には皇居も!)

竣工から約50年が経とうとしているのに、美しい表情とともに確かな存在感を誇り続けています。


「日本の近代建築を象徴する円・線・表面の組み合わせが美しい」という理由で

DOCOMOMOの「日本の近代建築20選」にも、戦後建てられたオフィスビルとして選定されています。

パレスサイド塔


この白い巨塔が2本あるのが印象的。


この中にはエレベーターとトイレが詰まっています笑

首都高からも見ることができるので、ぜひ一度確認してみてください。


この塔が目印です!!



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建築探訪【5】(神奈川県立近代美術館 設計:坂倉準三)



昨日鎌倉に行ってきたこともあり、今回は鶴岡八幡宮の平家池の畔に建っている

「坂倉準三」設計の

「神奈川県立近代美術館」をご紹介します。

神奈川近代美術館 坂倉準三
↑ 水面に投影されたシンメトリーが美しいですね

鎌倉に行ったことがあれば、中に入ったことがないという方がいても、建物は見たことがあるという方は多いのではないでしょうか?

1951年に日本に初めてできた公立近代美術館です。

前川國男もそうでしたが、実は坂倉準三もル・コルビュジエの弟子。

しかも一番弟子!

これまでご紹介した前川國男や丹下健三は、なんとかコルビュジエの建築言語を自分の建築に取り入れようと努力した建築家だとしたら、坂倉準三はまずコルビュジエに「見た目から追いつこう」と努力した建築家ではないでしょうか?

ソリッドを支える細くシャープな鉄骨の柱=ピロティがあり、2階に主要なスペースが存在するモダニズム建築。

中庭を囲んで回廊する平面プランで、1階の鉄骨柱と外壁は2階の外周部よりセットバックしています。

ル・コルビジェが提唱した「ピロティ」「屋上庭園」「自由な平面」「自由な立面」「連続水平窓」という、近代建築の五原則を具現化していくというよりは、サヴォア邸に近づけたという印象が伝わってきます。

また、中央の赤い柱も特徴的ですが、戦前オランダで起こっていた赤・青・黄の原色をアクセントカラーにしている「デ・ステイル」の影響も受けていたのだろうなと想像できます。

確か前川國男も「東京文化会館」に取り入れていましたね。


坂倉順三は東京帝国大学文学部美術史学科卒業。最初は建築ではなく美術から入った人なんですね。
その後、パリ大学で建築を学んだのち、ル・コルビュジエの事務所に入所しています。

坂倉順三のすごいところは、パリ万国博覧会日本館(1937)の設計でグランプリを獲得したこと。
日本人建築家としてはじめて、世界的な名声を獲得したのです。

どんな才能も「コピー」と「模倣」から始まるのですね。

この模倣がなかなかできないために、芽を出せない人もたくさんいます。

私は模倣することも才能の一つであると考えます。
多くのことを学べる建築ですね。


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