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未来都市は低密か、高密か?空き家率から考える日本の未来!!



花粉もおさまってきて、だいぶ過ごしやすくなってきました。
ぽかぽか気持ちがいい日が続いています。

さて、昨今ニュースでも話題になっていますが

いまや人口が自然的に減少し、30年後は空家率の40%時代が到来するといわれています。

今現在でさえ、約15%

8戸に1戸が空き家なんです。

住宅は大幅な余剰状態。

新設住宅着工戸数は今後低下するでしょうし、住宅の資産価値さえも、もしかしたら低下していくのではないでしょうか。

これは地方都市だけのことではありません。

東京だって例外ではなく、空き家がどんどん増えています。
「隣が空き家」というのが都会でも当たり前になるかもしれません。

駅近のマンションでさえ空室が目立ってますしね~。

理由は・・・古いから。

築30年以上の老朽化が進んだマンションは5棟に1棟という割合で増えているそうです。
地震も心配だし、古い建物には誰も住みたくないですよね~。空き室も目立つわけです。

マンションの集まり

それでいって空き家や老朽化マンションのほとんどが、建て替えや撤去の予定はほとんどないというのが現状。

なぜなら建物の解体には費用が平均800万円ほどかかり、

更地にしてしまうと固定資産税も建物があった場合に比べて約6倍にも増加してしまいます。

これではよほど余裕のある方でない限り、解体に着手はしません。

都市の空き家率が30%を超えると、防犯をはじめとする居住環境の著しい低下が起きます。

上下水道などのインフラ整備やゴミ収集などの行政サービスの効率も悪化する上に、税収も減るため、自治体の財政事情も逼迫させます。

かつて建築家のレム・コールハースは都市機能の過剰な集約によるマンハッタニズムという
都市理論を構築しましたが、世界人口が60億人を突破した20世紀末ぐらいから過密や高密度に対する実効性を持つ都市が議論されるようにもなりました。

それが今では人口がどんどん減り、前回の記事でもお話したとおり「コンパクトシティ」の必要性も叫ばれています。

さてさて・・・今後の日本にはどんな都市がふさわしいのでしょうか。


やはり高密都市なのか、それとも低密都市なのか。

東京のまち

前置きが長くなりましたが、今回はこのことについて考えてみましょうか。


みなさん、世界最古の都市ってどこかわかります??

メソポタミア文明の「ウル」が有名です。

世界史を学んだ人はご存知だったかもしれませんが、シュメール人の都市国家ですね。

どんな都市だったかというと、城壁で囲まれた1平方キロの中に業務地、住宅地、2つの港湾などすべての都市機能が備わっていたといいます。

人口は城壁内に約35000人、城壁外には約20万人が住んでいたそうです。

どのくらいの人口密度か予想がつきますか?

100ヘクタールの中に人口が35000人

都内を走る山手線の内側の約3倍の人口密度といえるのです。

すっげー!笑

ウルは中央集権で高度な官僚機関も備えていました。

楔形文字も初めて使われたことも有名です。

おそらく、城壁外には農村人口も充実し、肥沃な土地にコンパクトに
集住したことが発展の理由ではないでしょうか。

外敵の侵入を防げた以外に、インフラ、物流、コミュニケーションが円滑だったことが発展につながったのかと思います。


一方、低密で有名な都市はないのでしょうか。

あります!

わりと最新の都市です。

そして、意図的につくられた人工都市。

そう「ブラジリア」です笑

過密という課題の解決を求めて未来都市を目指し、

1960年、ブラジル高原の荒涼とした未開の大地にセラードによって建設された人工首都です。


特に注目したいのが、ブラジル人建築家ルシオ・コスタの設計により建設された計画都市地域。

ここは上から見ると「飛行機」に似た都市プランになっています。

胴体部分に業務区、翼部分に住区、その接点部に商業区があるのが特徴的。


私がこの都市で特筆したいのは、都市自体がヒューマンスケールを超えている点

低密を意図的に目指した点です。

この都市は「モータライゼーション」

=自動車社会を想定して計画されているのです。

道路自体がだだ広く、自働車交通は平面交差による信号が無いように立体交差で計画。

車社会なので、中心街にいても人が歩いていらず、市民の暮らしぶりがわからない都市なのです。

私が好きな建築家である、あのル・コルビジェやオスカーニーマイヤーも計画に携わっていますが、

実に無機質

いったい誰を見て計画したのでしょう。。。
誰が住むことを想定して計画したのでしょう。。。

今、人気を集めている漫画「進撃の巨人」に出てくるような「巨人」にならちょうど良いまちだったかもしれませんけど笑


おそらく彼らは机上だけで計画し、そこに暮らす市民のことまで考えられていなかったのではないか。

そう推測してしまうほど、ヒューマンスケールを逸脱しているのです。


しかしながら、やはり美しく、かっこいい!

実際、完成して数十年ほどで、世界遺産に異例登録されています笑

世界遺産って歴史のあるところばかりかと思っていたのですが、ほんとに異例です。


これからの日本、低密都市と高密都市、
どちらの道をたどるのでしょう。

今の日本がやっているような高密状態から低密状態へと化したまちを
権力者によって人工的に再び、高密都市にするのは難しいと思います。

低密なブラジリアを政治家や建築家の手によって高密都市に変えるようなものです。

実際、行政の強い力で強引にコンパクトシティを目指そうとしている地域もありますが、
同じまち内で人の移住を強制的行うような施策には反対も多いですし、
市役所の移設、建て替え、病院や道路の新設など、それに予算を大幅に割き、税金を注ぎすぎているなどの批判も出ています。

人工的な都市を創ることは、人間の豊かな暮らしへの考慮が欠けているという人もいます。

コンパクトを目指すならば、権力者・建築家・デザイナー主導ではなく、住民主導のまちづくりをまずは考えるべきです。

私がものを創る建築家から、コトを創る市民に転向したのも実はこの考え方が背景にありました。

まずは

コトづくりにより、空き家を有効的に活用したり、

コトづくりにより、市街地に足を運んでもらったり、

コトづくりにより、車で移動するのではなく歩けるまちにするなど、

住民主体のコトづくりこそが、この問題を解決する一番の近道であると私は考えています。

歩く

前回のブログでも紹介しましたが、私たちはそのコトづくりを「音楽」のチカラで実現していこうと考えているのです。

そんな「酒田市を音楽のまちへ」プロジェクト

ぜひぜひ応援、よろしくお願いします。

今後の地方都市の未来をみんなで創って行きましょう!!




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