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建築探訪【4】(築地本願寺 設計:伊東忠太)



今回は私が移住支援を行っている山形県出身の建築家。

もしかしたら建築史家としてご存知の方のほうが多いでしょうか

「伊東忠太」が設計した

「築地本願寺」をご紹介したいと思います。


たまたまですが、また、宗教建築です。

それはともかく・・・


築地本願寺は築地や東銀座のあたりを散歩すると必ず立ち寄るお寺です。

築地本願寺


つい最近は中村勘三郎さんもそうでしたが、hideや勝新太郎さんなど、昔から数々の著名人の葬儀もここで行われてきました。

築地本願寺は、都内ではなかなか確保するのが難しい、座席数や駐車場が豊富なため、参列者が多い有名人の葬儀には向いているのです。


それにしてもこのお寺って何風?
何様式になるの?

和風でも洋風でもない?

エントランス部分にはギリシャ建築の雰囲気も感じられます。
尖塔や円屋根などイスラムやベトナムの寺院の要素も感じられますね。


実はこれ

「インド仏教式の建築」といわれています。

なんとも不思議な建物です。

しかし、中は格天井があるなど、日本の伝統的な寺院建築の様式もしっかり踏襲しています。



伊東忠太は山形県米沢市出身。

大政奉還のあった1867年(慶応3年)から1954年(昭和29年)まで生きた建築家・建築史家です。
帝国大学工科大学(現在の東京大学工学部)を卒業して同大学大学院に進み、のちに工学博士・東京帝国大学名誉教授となったお方。

大学院時代にまとめた「法隆寺建築論」の中で、日本建築の源流を探求し、日本建築が中国&インド&イスラム圏をはさみ、古代ギリシャにまで辿り着くことを述べています。

まさに「築地本願寺」はこの考え方が根付いた建築であるといえます。


実は「建築」という言葉を定着させたのも伊東忠太です。

「ARCHITECTURE」を訳すときに、明治時代に一般的だった「造家」から「建築」という言葉を選択。

「建築」とはそれまで、どちらかというと鉄道の敷設や電線をひく行為に用いられた工学用語でしたが、あえてこの言葉を引き当てました。
「造家」は技術や構造的な要素が強く、それに創造性の意味合いを取り入れる目的で「建築」という言葉を用いたといわれています。
技術はもちろん美術・デザイン的な要素が詰まったのが「建築」なんです。

話は変わりますが、文系出身の私としては「なぜ建築学科が理系の枠組みにくくられるのか」、不満を持っていた時期がありました。

インテリア設計やインテリア、ファッションデザインを学ぶには専門学校に行かなければならない・・・
建築を学ぶには大学の理系に行かなければならない・・・
芸術を学ぶには、美術予備校に通って芸大・美大に行かなければならない・・・

文系かつ大学にも進学したかった私にとって「建築やデザインを学ぶ道は閉ざされている」と落ち込んだのを
覚えています。

結局、法学部に進学したのちにダブルスクールとしてインテリアや建築を学ばせてもらったため、後悔はしていませんが、もし今私と同じ想いを持って進路に悩んでいる方のためにも、建築学科が理系の枠組みにくくるという点には断固反対です。

伊東忠太の意思とも反するように思います。

これから建築を志す者に門戸が開かれていないのが現状です。


さらに私は「これまでの建築の教育は変えていかなければならない」と以前言いました。
ものづくりのスキルだけではなく、コミュニティの創造能力も身に付けなければ、建築家は生きてはいけません。
コミュニケーション能力、マネジメント能力、全体最適思考といったスキルも身に付けなければならないのです。
ますます理系だけに建築学科を縛る必要はないかと思います。

最後は不満を語ってしまいましたが、伊東忠太の建築は都内にも

明治神宮、靖国神社神門、湯島聖堂

などたくさんあります。



これらの建築にはどの国のルーツが込められているか。


一度、こういう視点で見てみてもおもしろいのではないでしょうか。



山形県庄内地方への移住支援を行っている
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