愛アルイナカ

世界から注目される田舎創りを目指すアイナックのスタッフブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人間に興味がない!?故郷を失ってしまった社会



みなさん故郷というと、「田舎」とか「生まれ育った場所」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。


今回は「故郷」についてちょっと違った視点で捉えた考え方を紹介したいと思います。


ドイツ語に Heimatlos (ハイマートロス)という言葉があります。

直訳するならば、「故郷の喪失」という意味になるのですが、どんなときに使われるかというと、「人間として大事なことを忘れてしまっているとき」にこの言葉を用いるのだそうです。




ちょっと待てよ。

これって今の日本の社会、都市の構造にぴったり当てはまると思いません?




故郷を失った人々」の集合体=それが都市の性質であり、問題の一つであると私は考えています。


人ごみ


ある日、東京都内某所を取材で訪れた際のエピソードです。

私が取材した場所の近くで、3日前にビルから飛び降り自殺があったそうです。

周辺には大勢の野次馬、警察が集まっていたといいます。
このあたりに住んでいる人はもちろん、数多くの人がこの出来事を知っていたことになります。

それなのに・・・(次の日は花を添える人もいたと推測できますが)私が取材した日、つまりその出来事が起こってから3日後になると、その場所では何もなかったかのように人が行き交っています。

3日前にここで人が亡くなっているというのに、いつもと同じ景色が流れているのです。
本当にここで自殺があったの?と疑ってしまうぐらい、いつもの日常を取り戻していました。



ある意味、都市の再生能力の強さを示していると言えるのですが、都市は多くの人間が集まって生み出したものにほかなりません。
都市は大切な何かを失ってしまっている人の集まり、そしてその「何か」とは、人と人とのつながりを指しているのではないでしょうか。


「何千万人もいる中で、たった一人の人が消えてもどうってことない。どうせ知らない人だし」


まるでそんな声が聞こえてきそうなハイマートロス=それが多くの人が暮らす都市が持つ負の性質なのです。

人や場所に興味を持たない人が増え、故郷(場所)の持つチカラが弱まりつつあるのです。



実際、都会をはじめ、最近は田舎でも隣に誰が暮らしているのかわからない、さらには高齢者の孤独死も頻発している状況です。



今一度、人と人のつながりの在り方を見直し、「故郷」を再考しなければならない時が来ていると考えます。


まちづくりを考えていくうえで、コミュニティの創出は絶対に欠かせない要素。


ハイマートロスがなくなるような、そんなまちづくりを進めていきたいものです。

ainak(アイナック)ホームページへ
http://www.ainak-net.com/

株式会社ainak(アイナック)

Facebookページも宣伝



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村


山形県 ブログランキングへ



関連記事

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://rashi0913.blog101.fc2.com/tb.php/5-965c0df1
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。